こんばんは、氷太です。
突然だが質問させて頂きたい。
人間は言葉を操り、コミュニケーションを図る存在。
言葉には魔力があると今まで感じた事はあるかい?
「何やコイツ・・・。」と思われているかもしれないが問題ない、ご褒美だ。
オレは言葉には確実に魔力がある、と考えている。
特に濁点・半濁点の持つ影響力は凄まじい。
例を出すなら機動戦士ガンダムだろうか。
ガンダムだと強そうな感じがするが、これが機能戦士カンタムだったらどうだろうか。
一気に弱そうな感じがするだろう?頑張れば生身で倒せそうな感じすらするだろう?
濁点がなかったら、ここまで日本を代表するアニメにはならなかったのではないだろうか?
世界に最も影響を及ぼすアメリカの歴代大統領を調べてみると、驚くべき結果になった。
45人中40人、およそ89%が濁音・半濁音持ちだったのだ。
そう考えると・・・だ。
ドナルド・トランプとヒラリー夫人の戦いも、初めから勝敗は決していたのかもしれない。
なにせトランプも例に漏れずD(濁音)の一族だ。
ヒラリー夫人も名前がビラリー夫人ならば勝機はあったのかもしれない。
多分『サザビー夫人』だったら圧勝してた、めちゃめちゃ機動力高そうな感じがする。
そんな頭のオカシイ状態で、今日のテーマを考察していこうと思う。
何故かイヤらしく感じる言葉
ホワイトロリータ
ホワイトロリータに対して抵抗を持つようになったのは・・・そうさなぁ。
物心付いた20歳前後の時だっただろうか。
ホワイトロリータは歴史あるお菓子だ、凄く美味しい。
だがこの『ホワイト』と『ロリータ』という言葉の組み合わせ。
自分の口に運んでいる時も、誰かの口に運ばれている時も、非常に強い背徳感に襲われる。
そもそもロリータって一体どんな意味なんだい?
ロリータとは?
ロリータ(lolita)とは、ウラジミール・ナボコフの小説「Lolita」のことである。
またその小説の登場人物である「ドロレス・ヘイズ」の愛称。
またその小説が由来となった「少女・幼女」を意味する俗語のこと。
つまりホワイトロリータとは・・・白人の幼女って事なのか?
更に食べづらくなったじゃないか・・・!!(食べないとは言っていない
オマン湖
雄大な自然に囲まれたカナダ、サスカチュワン州にある湖『オマン湖』。
釣りも盛んに行われており、自然保護の観点から1日に釣っていい魚の数が決められているらしい。
衛星写真しかないのが残念だが、きっと美しい湖なんだろう。
オマン湖は湖だ、れっきとした湖だ。
なのに何故だろう・・・。
オレの冒険は、ここから始まったような気がする。
縁も所縁もないこの湖に、オレは何故心が震えてしまうんだろうか?
生い立ちに由来するものが、何か存在しているのだろうか?
お汁
「何もイヤらしくないじゃないか。」
そうご立腹な方も多いだろうが、もしかすると『おしる』と読んだのではないだろうか?
それではイヤらしさの欠片もない。それで響く程、人間は甘くない。
正解は『おつゆ』だ。
初めは美化語『お』の力かと思ったのだが、そもそもどちらにも『お』は付いている。
なら一体何故——?
現段階で確定している事は『つゆ』ではイヤらしさを感じない事。
『お』と『つゆ』を結びつける事によって、初めて存在感を放つ言葉になる事だ。
ここで一つの仮説が出た。
よく考えると『おしる』も中々イヤらしいんじゃね?と。
『おつゆ』のインパクトに劣るだけで、『おしる』も中々善戦しているではないか?
そう考えるとやはり、美化語『お』の存在が鍵を握っている。
まさか・・・『お』はブースターのような存在なのか・・・!?
いやなんなら、『お』でなくたって構わないかもしれない。
『猫の恩返し』という映画で検証してみよう。
恐らくネコが何かしらの恩を返す、感動的な物語なんだろう。
アバウト過ぎる説明で申し訳ないが、見た事がないんだ。
この猫の恩返しに『お』を付けてみるとしよう。
お猫の恩返し・・・フム、ただ上品になっただけか。
「ア・・・アンタ達の言いなりにはならないんだからっ!」という傲慢さがまだ残っている。
宜しい・・・。では『ド』を付けても尚、その清廉さを保てるかね?
『ドネコの恩返し。』
そうだ、いい子だ、その調子だ!キレてるッ!キレてるよッ!!
だがいささか弱いな、こうしよう。
『ドネコのまんぐり返し。』
・・・意味は分からないが、とてつもない何かが返って来そうだ。
いや、それ以前にオレは一体何を血迷ってこんなとんでもない物を書いているのだろうか?
そこはかとなくBL臭いのは気のせいだろうか。
しっぽり
普段あまりお目にかかる事のない表現『しっぽり』。
皆は一体どんなイメージを抱いているだろうか?
何か今にもおっ始まりそうな感じがしないだろうか?
旅館勤めをしていた時、雑誌に載る時にこの『しっぽり』がよく使われていた。
そうだな、こういう文章が多かったかな。
「しっぽりと大人の雰囲気で楽しめる、ひなびた温泉旅館・・・。」
『ひなびた』に関してもイメージだけで捉えると「漬物かっ!」って感じになる。
これはまたの機会にお話しさせて頂こうか。
更に問題なのはこんな文章で『しっぽり』が使われる時だ。
「静かな時間を、しっぽりと飲みながら2人で楽しむ。」
・・・非常にイヤらしい。
イヤらしさを感じない人は、少し想像力を働かせて欲しい。
仮にあまり心よく思っていない上司や社長に、こう言われたらどういう気持ちになるだろうか?
「○○ちゃん、飲みにいかないか?2人でしっぽりしぽしぽっと。」
ああ~!!ゾワゾワするっ!
誘ってくれる相手も居ない自分にオレはゾワゾワしてるっ!!
恐らくこの現象は『ぽ』による力が大きいだろう。
実は事前に「濁点・半濁点で、最もイヤらしく感じる一文字は何か?」とアンケートを取った。
ああ、対象者はオレだけね。
その結果1位が『ぽ』、僅差で『ぴ』にイヤらしさを感じる事が判明した。
言うならば『ぽ』はキング、『ぴ』はクイーンという所だろうか。
というか、パ行は頭一つ抜けて強い。。
『しっぽり』だけでは飽き足らず、その後に『しぽしぽ』まで付けられては堪ったもんじゃない。
『しっぽり』と『ぽ』の持つイヤらしさを感じれる、良い例だったかと思う。
まとめ
口は災いの元とは良く言ったもんだ。
今回の記事は災い飛んで災厄をもたらしてしまっている。
この記事を「ウン・・・ウンウンッ!」と食い気味で読んだ方は、感受性が高ぶり過ぎてこんな事になってしまっているだろう。
何故かイヤらしいお惣菜?
う~んそうだなぁ・・・。
・・・たくあん。
ハッキリ言おう、貴様はもう手遅れだ。
だが世の中にはまだまだ沢山の、何故かイヤらしい言葉が存在している。
気心の知れた仲の話なら盛り上がる可能性もある。
探してみるのも面白いのではないだろうか。