こんばんは、食ってるリンゴが水々しくて下痢が止まらない氷太です。
どうやらオレは黙っていると、相手にネガティブなイメージを抱かせるルックスらしい。
「怒ってるの?」「眠たいの?」と、一体今まで何度言われた事やら・・・。
怒ってねーし、眠たくもねえよ!!
そんなオレが凄く不思議に思っている事がある。
街中で何故かやたらと募金や勧誘の声がかかる事だ。
ちなみにポケットティッシュなんかはあんまり配ってくれない、イヤそれはくれよ!!
一体なぜ・・・?
決して愛想も良くもなく、むしろ威圧感を与えてしまうこのオレなのに・・・。
ゾンビ映画のような人だかりの中で、募金・勧誘の声がどうしてこんなにもかかるんだろうか?
どうしてオレはカモにされてしまうのか?
相手はどんな人を選んでいる?
募金も勧誘も、数打ちゃ当たるを1日単位で行っているんだろうが・・・。
あの人達は暇を持て余した神様じゃない。
恐らく「こういう人を選びなさい」という何かしらマニュアルめいたものがあるはず。
ノルマがあるのは分からないが、目標を持って行動しているのは間違いない。
仮にオレが活動する場合、どんな人を選ぶだろうか?
- 世の中に不満を持っていそうな人
- 一人で歩いている人
う~ん・・・コレくらいかな。
ゆっくり歩いて時間ありそうな人をオレなら狙うけど・・・。
カサカサと早歩きで歩いてるオレがロックオンされているこの現実。
この要素はあまり関係ないのかもしれない。
ダメだ・・・分からない。
想像力に限界を迎えた為、ネット上の情報をまさぐってみると有益な情報が出てきた。
街中で見知らぬヒトを勧誘する場合、次のようなポイントがあります。
❶ 独りで歩いている (二人や、集団で歩いているよりも、勧誘しやすい)
❷ 歩く速度が遅い (急ぎ足で歩いているよりも、勧誘しやすい)
❸ スマホを使用中でない、イヤフォンで音楽を聴いてない (勧誘に付き合ってくれないことが多い)
❹ 服装や持ち物、ヘアスタイルなどがちょっと変わっている
❺ 生き生きとしていない (表情などからの感じで推定する)
・就活や仕事がうまくいかなくて憂鬱である
・彼氏や彼女が作れず、自信を失っていて、自分を変えてくれるものを探している
・毎日の生活で楽しいことがなく、変化を求めている
・疲れがたまっている影響で判断能力が低下し、あるいはマイナス思考で、外界に応じた反応が少なく、なんとなくぼーっとしている
・自分からアクションを起こしたり、考えたりするくせがなく、声を懸けられたときに断ることが出来ず、声を掛けてきた相手のペースにズルズルと引きづられる習慣をしっかりと身につけている
・現代社会あるいは都会などに自分がうまくマッチしていないと感じていて、誰かが自分に声を懸けて働きかけてくれるのを待っている
宗教でも、保険でも、その他アンケートに協力のお願いでも、基本は同じです。
当たり過ぎてて今すぐにでも輪廻転生したい。
特に青線を引いた所は反論の余地もないレベル。
ほっとけや!!
他にも不幸そうなオーラを持っている人や、貧乏そうな人がターゲットにされやすいとの事。
この記事を作成してて、こんなにも心に致命傷を負うなんて思わなかった。
それと、1番目からウロコだったのが「気の強そうな人」を選ぶ事。
気の弱い人は勧誘しても続かない、でも気の強そうな人は自主的に行動を起こすらしい。
なるほど・・・だからか・・・。
こんなにもオレって『声をかけやすい人』に当てはまってしまっていたのか。
大阪で気を付けた方がいい場所
声をかける人間の『街中に溶け込んでいる感』は半端ではない。
先にコチラからその存在を察知するのは中々難しい。
「貴様・・・っ!いつの間にオレの背後に・・・!?」と思わされる事もしばしばある。
その上ヤツらは声を掛ける事に物凄く長けている。
「ん?何か困ってるのかな?」と思わせるような「あの~すいません」を自然と出せる。
訓練を重ねに重ねたエージェントだ。
個人的にオレが大阪で過ごしていて「コイツらマジか!?」と思ったエリアをご紹介する。
大阪駅御堂筋口
ここのエージェントはヤバイ、捕まったら最後だと思った方が良い。
「世界の難病に苦しむ子供達を救う為」と募金を呼び掛けてくるのだが・・・。
小学校低学年くらいの、脂の乗った幼女オブ幼女が行っている。
まさか夜8時くらいにこんな子供が募金活動をしているとは思わなかった。
そんな事をさせている大人の存在に腹が立ったが、この子に言っても仕方ない。
「お願いしますっ!」と演技には見えない必死さがあって、心が動いてしまう。
この子はやらされているのか、それとも強い意志の元、自主的にやっているのか。
どちらにせよ、一定金額に達しないと帰れないんだろうか・・・・。
「世界の子供を救う前に、まず君を救いたい。」
そんな安いドラマの登場人物のような心境で、少ないながらもお札を箱に入れた。
以来、オレの姿を視認すると募金を呼び掛けてくるようになってしまった。
多分「何故か協力的なオッサン」と認識されてしまったんだろう。
上納金を幼女に差し出す三十路・・・ナシよりのアリやね!
阪急三番街
断る難易度は高くないが、頻度が高いのがこの阪急三番街。
特に多いのがファーストキッチンから信号を渡って、真っすぐ進んだバスターミナル周辺。
このエリアは物凄く外国人による宗教勧誘が多い。
「オレの顔面見て、神様信じているように見えるか?」と説教食らわしたいくらいだ。
このエリアで巧妙だなと思うのが『道に迷った外国人風』に声をかけてくる事。
「あの・・・ちょとすません!今おでぃかんよろしですか?」と様子を伺ってくる。
え?何なに!?となるギリギリのレベルの日本語で話しかけてくる。
だがいざ会話してみると奴らは匠だ。
軽快に日本語を操って来やがる。
日本人以上に音の調べに乗せてね。
だがこれくらいならまだ可愛い。
気を付けなければならないのは、コイツらは1度ロックオンしたらそう易々と逃がさない事だ。
一度オレに向かって歩いてくる外人が居た為、「あ~コレは勧誘かな?」と迂回した時があった。
流石に追ってまで来ねーだろと思ったのも束の間。
悲報ワイ氏、挟み撃ちにされてしまった模様。
そこまでしてまでオレを勧誘したいのかよ!って、ちょっと感動すら覚えた。
バックアタックの存在に気付いた時は、先輩に部室に呼び出された時くらいの緊迫感あったかな。
だが宗教の勧誘を断るのは容易だ。
必ず決まって言ってくる言葉がある。
「貴方は神を信じていますか?」「〇〇(その宗教の偉大な人)を知っていますか?」だ。
決してここで曖昧な返答をしてはいけない。
「あ・・・いえ・・・その~・・・」
「特にそういった事は・・・考えた事ない・・かな。」
知識もない他の神様の名前も安易に出してはいけない。
「唯一神ヤハウェです。」
「太陽神ラーです。」
こういう返答に対し、ヤツらは相当なトレーニングを積んでいる。
特に後者は危険だ。
豊富な知識をコネくり回して是が非でも勧誘しようと、宗教に結びつけてくる。
至近距離で熊にリンゴをあげるようなもんだ。
導き出されたオレの最適解はコレだ。
「私の神はこの人です」と美輪明宏の画像を見せる事。
大丈夫、コレでヤツらは確実に去っていくから。面白いくらい去っていくから!
さすが神々しさに満ちた存在。
邪と交わりし、悪しき魂に清き聖断を下してくれる。
まとめ
勧誘されやすい人は、人当たりが良くってお人よしそうな人だと思ってた?
残念でしたっ!クソして寝ろ!!
ネガティブなイメージが凝り固まった人の方が、勧誘されやすい傾向にあるようだぞ。
まあ確かに、満たされてそうな人間に声かけるわけないわな。
本当の事言っちゃうと、募金であろうが勧誘であろうが『視界に入れず無視する』事が1番対処法として良いんだろうけど、中々それが難しいんだよねぇ・・・。
「道に困ってるのかも」とか思っちゃうし・・・。
君は勧誘された時、キッパリと無視できるかい?