もう勝負ついてるから。

~次世代系無職マガジン~

お願いだから旅館を利用する際に気を付けて欲しい事。

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こんばんは。

部下に「人を好きになった事ってあるんですか?」と言われた氷太です。

あの・・・オレも一応人間なんですが?

そりゃあるに決まってんだろ!!いい加減にしろ!!

 

それにしてもだ、この土日は忙しかったなあオイ。

ブログ?クソして寝ろ!!

状態だったもんなあ。

 

皆仕事しててさ、「このクソ忙しい時に限って・・・!!」って状況あるだろう?

旅館業にも勿論あるんだよ。

その中で最もヤメて欲しい出来事をご紹介する。

特に要らない?

ううん、ご紹介するよ。

宿泊施設でコレされたらガチで困る事 

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宿泊者の名前聞いても自分の名前答える客

コレはマジで勘弁して貰いたい。

オレの旅館は駐車場で宿泊者の名前を聞いて、無線でフロントへ伝えるシステム。

 

「ご予約のお客様のお名前頂戴できますか?」

「阿藤です。」

「かしこまりました。阿藤様ご到着です、車番は○○です。」

みたいな感じかな。

 

だが問題なのは本日の宿泊者名簿に見当たらない場合だ。

この状況に遭遇した時ほど怖いもんはないな、ウン。

オレが高1の時に、高3の先輩に部室に呼び出し食らった時くらい怖い。

誰かオレの手を握って。シコシコっと。

 

お客さんがフロントに到着する前に段取りを組む。

フロントに居るのが大体この4人だ。

  • 氷太 生粋の社畜街道を歩んできた社畜オブ社畜。
  • Aさん 事務処理のスペシャリスト、上司の奥さんで唯一オレが頼れる存在
  • 爺  ボケてる時とテンパってる時は無能だが、察しの良さはピカイチ。
  • 上司 平均的にバランスよく仕事ができない。

 

普段はコンビネーションの欠片もない4人だが、この瞬間だけは無類の結束力を誇る。

まるでショムニだ。

 

まずは細かな作業が得意なAさんに仕事をお願いする。

氷太「Aさん、PC内のデータとメールの予約履歴チェックしてください!」

 

次に爺さんに仕事をお願いする。

氷太「お客さんの人数・構成・車のナンバーで、本日の宿泊者と思われる人物を洗って下さい!」

 

次に上司さんに仕事をお願いする。

氷太「ヤフーで明日の天気でも見てて下さい。」

 

完璧だ、あとはオレが時間を稼ぐだけ・・・!!

時間稼ぎにおいて最も大事なのは、相手に喋らせる事。

シンプルだが、コレが最も重要だ。

 

だが勿論、簡単ではない。

前提要素として、接客を行うオレという人間に好感を持って貰う必要がある。

ロビーのソファに案内し、座って貰ってからが勝負だ。

 

まずは典型的な天気の話をする。

大事なのはユーモアを交える事。

言葉の端々に気持ちを添える事。

コイツぁ骨の折れる仕事になりそうだ(白目 

 

時間稼ぎその①

氷太「良いご旅行になりましたね。こんなに天気が良い事って中々ないんですよ。」

お客「そうなんですか、凄く運が良かったんだなあ」

氷太「きっとお客様の日頃の行いが良いからですよ。」

お客「そうなのかなあ~?」

氷太「この間女将が旅行に出かけたんですが、もう稀に見る程の土砂降りだったらしいです。マスカラが落ちて、付いたあだ名が黒い涙を流す女。やっぱり日頃の行いってあるんですね!」

 

95%くらいはコレで笑ってくれる。

ゴメン、文章にするとマジで面白くないんだけど、本当にコレで大丈夫なんだぞ。

ただし、年配のお客さんに限る。

 

若いお客さんだともう一押し必要になってくる。

「そんなに日頃の行いが悪いんですか!?」

と質問をしてくるので、この動画のオッサンのような不適な笑みを見せつけてやる必要がある。


Creepy Smile Filipino

 

大体掴みはコレでOKだ。

ここでお宿帳を記入して貰い、お茶を準備する。

初めに準備した方がサービス的には良いんだが・・・。

時間、稼ぎたいやん?

 

ここでお宿帳と宿泊者名簿が一致すれば問題ない。

考えられる原因としては以下の2つになる。

  1. 名前を言った人が「旧姓を名乗った」
  2. 幹事の名前ではなく自分の名前を名乗った

誰も「自己紹介してくれ」とは言ってないんだが?

結婚して名字変わった人はマジで気をつけようね。

宿、とんでもない事になってるからさ。

団体客はマジでいい加減にしろ。

 

時間稼ぎその② 

ここで一致する名前が無かったとしても、まだ大丈夫だ。

お客さんから『気になった事』を質問してくれるようになる。

旅館の歴史、周辺の観光名所、植物に関する知識、温泉に関しての疑問など。

 

だが稼げてせいぜい10分~15分くらいだろうか?

時間が経てば経つほどに「まだなの?Aさん爺さん、まだなの!?」となる。

もうコレ以上、化け物みたいに育った水芭蕉の話じゃ場が持たねえよ!!

 

「そろそろ限界か・・・。」

と高みの見物している上司を殴りたい。

鈍器を使いたい気分。

今日も無事に、上司を殴る夢が見られますように。 

 

ここらへんで

「お待たせしましたー!」と仲居のババア共お姉さんが来ればセーフ。 

「大変申し訳ございません、お客様のご予約のお部屋を御確認頂けますか?」

と爺さんが来ればアウト。

考えられる原因としては、以下の2択になる。

  1. こちらの予約ミス
  2. お客さんが間違えて他館を予約している

料金や部屋タイプでこちらの予約ミスなのか、お客さんの勘違いなのかは判別がつく。

こちらの予約ミスの場合は戦争になる。

 

ミスを取り返す 

まずは該当する部屋に縮地を利用しながら最速でダッシュする。

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そして側転しながら押入れをターンッ!と開け、シーツを放り込む。

お次は宙返りしながら、菓子盆に茶菓子を手裏剣のように投げ入れる。

着地した振動で、ポットのコンセントを入れる。

最後にバク転しながらイスと座布団をセットしつつ、部屋から退場する。

 

所要時間、ザッと20秒程だろうか・・・?

*実際は10分ほどかかります。 

 

ハアハア言いながら事務所に戻る。

高みの見物しか才能のない上司が、涼しい顔してこう言った。

「あのお客さん、娘さんが予約してたんだって。だから部屋作らなくて良かったのに。」

 

地球滅びろと思った。

マジで宿泊施設で名前聞かれたら「予約した人の名前」 を名乗れよ?

いいか?絶対だぞ!?

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