もう勝負ついてるから。

~次世代系無職マガジン~

拝啓、父上様。会社がタイムカードを改竄している証拠を入手しました。

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こんばんは、餡蜜よりも壇蜜。

氷太でございます。

今日の記事は実は、先月のアクセスのレポートを投稿予定だった。

 

でも恐らく、昨日のような尻切れの記事を書いておいて今日そんな記事を投稿したら

手斧手槍が飛んでくるんじゃないかな?

と思ったので、ちょっと急いで仕上げました。

 

ええ、そういう空気読めなくはないんです。

空気読み検定3級くらいの実力はあると思うんですよ。

 

前回のお話はこちら。

そうだな、読むの面倒な人の為に手短に言うと

  1. 短期のアルバイトが労働時間と給与が合わないと申告してくる
  2. そんなバナナと思いオレが集計してみるも、確かに合わない
  3. タイムカードの総計の時点で合わない、その理由が全く検討も付かない

こんな感じでしょうかね。

 

・・・ちゃんと後で読めよ?(圧力

短くとも頑張って書いた、言わばオレの魂のオーケストラのような記事になっているのでね。

それではオレが密かに残している『会社の出来事ノート』を参考にしながら、続きを書いていく。

 

あ、初めに言っておくけどもどんな内容であってもオレを労わってくれる必要はない。

「フ~ン・・・こんな話もあるんだ~」くらいで見ていて欲しい。

心配はいらない、オレは必ずこの借りは返すから。必ずね。

タイムカード偽装事件~本編~

N君のタイムカードの一件から2日後の1/21日。

上司から

「タイムレコーダー新しいの買うように社長に言われたから、一緒に見てくれない?」

と言われた。

上司「6欄印字のやつね。」

とアスクルを渡してきた。

 

いや、了承はしていないんだが・・・?

と一瞬思ったが、長いものに巻かれる事には慣れている。

一瞬でタイムレコーダーのページを「ズパァン!」と開いた。

 

「新しいのを買うって事は、今あるタイムレコーダーの只の不調だったのか・・・。」

天真爛漫で他人を疑う事を知らない、純真無垢な性格の上にイケメンなオレはまだこの時まではそう思ってた。

ああ、勿論今の後半の文章は無視してくれて構わない。

 

しばらく一緒にアスクルの資料を読んでいると、上司がタバコ臭い息を放ちながら話しかけてきた。

 

上司「そういえばさ、N君の話聞いた?」

氷太「あ~聞きましたよ、タイムカードと実働合わなかったそうですね。」

上司「なんか昔、社長が12時以降何か設定したかもしれんって言ってたわ。」

氷太「設定?そんな事可能なんですか?」

上司「社長自体もやったのかやってないのかはっきりしない感じだったけど・・・。昨日俺の所来てタイムレコーダーの暗証番号聞いてきたんだよな。結局暗証番号分からなかったから、新しいの買うんだろ。」

 

・・・。

 

・・・この会社ならやりかねない。

 

 

氷太「上司さん、社長って自分でタイムレコーダーどうにかしようとして、できなかったから設定に関する事情を上司さんに言ってきたんですか?それとも事情を説明してから一緒にタイムレコーダーをなんとかしに行ったんですか?」

上司「いや、先に1人で行ってたみたいよ。どうにもできんかったから俺の所に来たんだと思う。」

 

この時直感でもう理解できた。

これは間違いなく社長が設定したものだ。

何事においても人に丸投げするタイプの人間が、1人で何かを成そうとするなんて有り得ない。

そしてこのタイムレコーダーの設定の意図は、人には言えないような事情があるに違いない。

だからこそ1人で何とかしようと奮闘したのだろう。

 

氷太「それおかしくないですか?普段なら『やっといて』って上司さんに丸投げするじゃないですか。」

上司さん「それもそうだなあ・・・今度ちょっと調べるか。何調べたらいいか考えといて」

 

この上司さんとオレの関係性は多分普通とは少し変わっている。

頭脳労働はオレ・実務は上司という本当は反対なんじゃねーの?っていう構図に普段からなっている。

今回も戦略を任せてくれて、大変ありがたい。

 

1/22日タイムカードを検証する

この日早上がりだった俺は事務所に立ち寄り、上司さんと一緒に新規に登録したタイムカードを調べる事にした。

調べるべき部分はただ1つ。

集計されない空白の時間は一体どの時間に発生しているのか?だ。

 

この会社では以下のようなシフトを組んでいる。

  1. 7時~12時 13時~18時
  2. 13時~22時
  3. 7時~12時 16時~22時

この3つだ。

そして今回このN君はこの勤務以外に「昼食」というシフトが1日だけあった。

7時~14時 17時~22時だ。

 

まず女将の言葉

昼食を受けた日の労働時間が、もしかして内部設定か何かでおかしくなっているんだろうか?」

この言葉をヒントにまず

朝7時から13時まで働いた場合どうなるか?

を調べる事にした。

 

上司さんにお願いし、テスト用のタイムカードを作成し打刻して貰う。

通常であれば勤務時間は6時間なはず。

印字された総計は5時間だった。

1時間少ない。

 

次に実際に勤務体系として有り得る

朝7時から17時まで働いた場合どうなるのか

を調べる事にした。

通常であればこの勤務時間は10時間なはず。

結果は8時間30分だった。

何という事か・・・。

1時間30分少なかった。

 

上司さん「これ見て!!1時間じゃない、1時間30分も少ない!」

氷太「この会社マジでヤバいですね・・・。次は7時から14時までを見てみません?」

朝7時から14時まで働いた場合どうなるのか

を調べる事にした。

通常であればこの場合は7時間になるはず・・・。

結果は・・・。

 

 

5時間30分だった。

これも1時間30分少なかった。

 

氷太「・・・次、12時から13時30分をお願いします。」

もうここの時間帯しか考えられなかった。

通常であればこの場合、1時間30分の労働時間が計上されるはず・・・。

だが、この会社の、このタイムカードの集計に印字されているのは・・・。

結果は明白だった。

予想はしていたが驚きを隠せなかった。

 

0だったのだ。

 

追記 

休憩を控除する設定の際のミスでは?とブコメ頂きましたが

前回の記事に書いたように、社長のオツムが足りないので控除設定は無く総計は全時間分が算出されます。 

シフトによって休憩時間が違うので総計から該当休憩時間を控除し、給与計算という仕組みになっています。

 

なんだこれ・・・。

おかしい所の騒ぎじゃない・・・。

頭おかしいだろコレ・・・。

この時間、完全なただ働きじゃねえか・・・。

気持ち悪さで鳥肌が立ってしまった。

  

今現状で断定できる事がいくつかある。

俺と上司さんはアルバイト時代があった。

オレ達も勿論、日常的に未払いの給与が発生していたという事。

そして現在アルバイトとして働いている上司さんの奥さん、Aさんは現在進行形で未払いの給与が発生し続けているという事だ。

 

この事態をAさんに告げ、でもこの件に関しては何も知らず全部任せて欲しいとお願いした。

現段階ではタイムレコーダーに設定が施されている事を知っているのは、上司さんだけのハズだからだ。

俺とAさんが事態を把握している事が発覚すれば、上司さんの信用問題に関わってしまう。

辛いかもしれないけど、今はいつも通りを振舞って欲しいとお願いしたらAさんは笑って「分かった」と言ってくれた。

 

大学時代、俺は一応法学部だった俺は少しは法律の知識がある。

ただ、だからこそ現状に絶望してしまった。

アルバイトだった時代に未払い賃金は確かにあった。

でももうその時から2年は悠に過ぎてしまっている。

時効を迎えてしまっているのだ――。

 

上司さんには素直にその事を伝えた。

氷太「未払い賃金があった事を証明できても、2年は経ってしまっているから請求権自体時効を迎えていて、俺達2人は1円も請求できないかもしれないです」と伝えた。

 

俺は新規登録したタイムカードを全てコピーし証拠資料のファイルに閉じた。

怒りが収まらなかった。

 

ゴネて相手が非を認めて「支払う」という流れになったとしてもだ。

恐らく未払いの賃金は正確に計上されず、形ばかりのお金が支払われるであろうという予想しかできなかった。

金に汚いクソみたいな奴らだ。

本来払うべき金も渋るのは目に見えてた。

 

家に帰ってICレコーダーに関する情報を探し、吟味し、通販で頼んだ。

手痛い出費だが、我慢ならなかった。

あらゆる手を尽くして、この会社を叩き潰さなければならない。

誰かがやらなければ、誰も幸せになれない。

絶対にもう、許さない。

 

続きはこちら。

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