こんばんは、朝から馬車馬の如く女将にこき使われた氷太です。
ああー!労働って尊いなあ!(白目
休日に怒りと共にチーカマ食いながら書いたこの記事。
在り難い事に色々な方からご意見頂いたわけですよ。
中には過去記事まで貼り付けてくれた方も居て・・・。
ゴメン、その記事も中々にクソだったろう?
皆さんのブコメを拝見して、改めて思った事を今日はちょっとお伝えしたいかなって思います。
自分語りのようで気持ち悪いとは思いますが、御容赦下さいマシね!
ブコメ内容を見て
色々な方から田舎は排他的だよ、そういうもんだよというご意見を頂いた。
うん、8年住んでるからそれは重々承知しているんだ。
少しその点に付いて言及させて欲しい。
この地域は市に合併して間もない山村。
地域住人が圧倒的に少なく、どこの旅館も全国から来てくれる派遣の子達・もしくは外国から働きに来てくれている方々で成り立っているような所なんだ。
常連客相手に商売が成り立っているのではなく、一見さんである観光客で成り立っている。
田舎は排他的な気質を持っているのは間違いない。
観光しか取り柄のない地域なので、それを奪われたら何もなくなってしまう。
その為、地域活性化を思案する観光協会に各店舗は加入している。
地元客では食ってはいけない、商店街みたいなもんかな?
にも関わらずだ。
実態はどこの田舎にもあるような排他的な気質を今だに漂わせている。
ぶっちゃけ本来、排他的である事なんか許されない地域なんだよね。
誰を商売して成り立っているのか?
それは観光客だ。
100人も居ない地域住人だけで食っていくなら好きにしろ。
だけど食っていけないだろう?
幸運にも観光地として栄えて、その恩恵を得ている訳だろう?
そこに縋るしかできない事は身に染みて分かってるハズだ。
実際、外資系のホテルや国内大手のチェーン店の計画が立とうとすると、地域総出で反発しに行くじゃないか。
同じサービス業に従事する者として、同じ土地で暮らす人間として、自分のしたい事だけをしてしたくない事はしないなんていう生温いサービスは許せない。
昼間っから酒を平然と飲んでいるようなサービスの在り方は許せないんだ。
・・・と、そういう怒りに満ちて、怒りのままに書いてしまった。
でもブコメ見て思ったんだよね。
まずはコレについて語ろうかな。
「お前にチーカマをどうこうする権利なんてない」。
コレ、グウの音も出ない程に正論だと思う。
オレのあの時の怒りが正しいのか、間違っているのか、どちらであったとしてもだ。
絶対に冷静さを失ってはいけない。
どんな理由であっても、相手に危害を加えていいハズがない。
どの意見も、凄くありがたい教訓だったんだけど1番見に染みたのはこの意見かな。
掲載に許可頂きたかったんだけど、連絡する手段がないのでコメントだけ載せさせて頂きますね。
他人に礼儀を求めるのは無粋。相手を変えたいなら、影でクソ呼ばわりするのではなく、自らの礼儀を持って相手に気づかせることのできる人になりたい。
正にコレだよね。
これを見て、俺思ったんだよ。
ああ、オレはサービス業の在り方を盾にして蛮行を働いただけだったんだなって。
キレイなだけの叶わない理想なのかもしれない。
結果として何も変わらない考えなのかもしれない。
でも、この気持ちって素晴らしいなって。
自分の中に戒めとして今後持って行くべき教訓だなって。
今オレに欠けているのって、正にこういう考えなんだなってさ。
「挨拶はお前からしろよ」
こういうニュアンスの事も沢山の人から頂いた。
目から鱗だった。
「当然自分から挨拶したんだろうな」で衝撃を受けた。
オレはサービス業をしているから、お客さんが目に入ったらすぐに「いらっしゃいませ」を言うような体になっている。
挨拶はスタッフから声を掛けるもの。
そういう固定概念に縛られていた。
勿論、オレは今後も部下達にそういう風に教育はする。
これは変わらない、変わらせない。
でも、だからと言って自分が客の立場になった時それを当たり前に相手に求めるのは間違いじゃないかと思った。
自分から挨拶を交わそうとする姿勢の、一体どこがオカシイと言うのか?
挨拶というのはどちらかがしてどちらかがされる、なんていう物じゃない。
スタッフから挨拶して、お客さんがそれに応える。
これは自分達の併せ持つ『サービス業の流儀』の押し付けじゃないか?
自分がスタッフ側に立った時に徹底する物で、客側に立った時に強要するものではない。
オレは文中にこういう事を書いた。
オレも別に客は神様だなんて言わない。
崇め奉る程の行為は必要だとも思わない。
だからと言ってオメーが神様になったわけじゃねーだろうが。
この言葉はブーメランだ。
今まさにオレの額を貫いている。
所詮、神様だなんて思わない『つもり』でしかなかったんじゃないかと。
結局誰よりも客は神様だという生き方をしてたんじゃないかと。
そう思った。
と同時にこのコメントが目に付いた。
ゴメンね、連絡取れなかったから申し訳ないけど文章だけ勝手に掲載させて頂くね。
氷太うぜー。こいつみたいに無駄にハードル上げる奴死なないかな。
ホントだよね、ゴメンね・・・。
きっとこの方も、オレみたいに詭弁を振りかざす人間に虐げられた1人なんだと思う。
『そうあるべき』っていう勝手な思い込みに振り回された犠牲者なんだと思う。
サービス業未経験者の部下の「サービス業をしてて1番身に付く事は何ですか?」という質問によくオレが使う言葉。
「サービス業に従事している人は、同じ痛みを抱えるサービス業の人を労わり優しくなれる。」
吐き気がする。
一体どこの誰に優しくできたというのか。
何を偉そうな事を説いていたのか。
実態は、自分の基準に満たない人達を傷つけてきただけじゃないかよ・・・。
まとめ
海外の情報を教えてくれた方もどうもありがとうございました。
とても参考になりました。
オレ海外って、1回しか行った事ないものでとても勉強になりました。
知性を感じない云々のコメントして下さった方。
バッカヤロ・・・あえてだよ(←知性を感じない返し
お見苦しくて申し訳ありません、善処致します。
結局田舎と都会にサービスの質の差はあるのか?と問われると、確かにサービスの差はあるのは確かだ。
だけどその差を説いた所で、何のクソの役にも立たない。
車で1時間行った所にあるモスやミスドは素晴らしい接客をするし、都会は都会でダメな所だって勿論あるんだろう。
今回の皆さんのブコメで学んだのは
- 自分がサービスを行う側の場合は真摯におもてなしをする事。
- 自分がサービスを受ける側の場合は紳士な振る舞いをする事。
大切なのは相手がどうあるか?を計る事ではなく、自分がどうあるべきかって事かと思った。
あるべきサービスの姿なんて、存在しない。
それを押し付けるのは、ただの固定概念に捕らわれた行為に過ぎないんだよね。
ダメだコイツ、何も分かってないって意見が出てくると思う。
そこじゃねーんだよカス!って批判も出てくると思う。
でも遠慮なく綴って欲しい。
人として、人に優しくなりたいから。
さて、残りのチーカマ食べようっと。