あ~、仕事辞めたい。ニートになりたい。
社長ブン殴りたい。
どうもおばんどす、氷太でございます。
皆さんの会社の社長ってどんな方ですか?
怒りっぽい?優柔不満?
なるほどなるほど、結構じゃあないですか。
オレの会社の社長なんてその斜め上を行ってますよ。
もうかれこれ2週間くらい出社すらしてませんから。(白目
零細企業での社長の役割
零細企業はその名の通り規模が小さいです。
それ故必然的に従事している人数も極少数。
そんな極少数の人間達の限られた助け合いによって、切り盛りしている状態です。
ですが繁忙期や突如訪れる欠員によって生まれる、埋めようのない『人材の穴』は一体どうするのでしょうか?
そこを補うのも経営者の役目であり、負うべき責任です。
それは社長であったとしても例外ではありません。
極少数で切り盛りしている以上、自らが1人の労働者となる必要があるのです。
つまり零細企業での社長の役割とは経営に専念する事ではなく、時に1人の労働者として従事する役割も持ち合わせているという事ですね。
以上を踏まえて頂いた上で
と思ってしまうダメ社長の特徴をご紹介していきましょう。
零細企業によく居るダメ社長の特徴
出勤しない
まずはコレ。
出勤しない、ではなく『出勤という概念がない』の方が近いかもしれません。
出勤したとしても1.2時間もせずに姿を消します。
繁忙期等で人手不足の中従業員がせっせと走り回っていようとも、躊躇いもなく華麗に帰宅するその精神力の高さには脱帽せざるを得ません。
スケジュールが分からない
誰1人として把握していない点がポイントです。
出勤しない+スケジュールが分からないのコンボにより、突然の来客や取引先から電話があった場合以下のような現象が発生します。
「○○社長お願いします」
「申し訳ございません・・・本日は不在でございます。」
「明日はいらっしゃいますか?」
知るかアホンダラ!!
オレが知りてぇっつーの!!
否定的な意見は聞き入れない
これは裏を返せば自分に肯定的な意見しか取り入れないという事です。
その為側近に置くのは自分とは違う視野を持った人間ではなく、ただ「ハイ」と答えるしか脳のないイエスマンを置きたがります。
また何故か会議をやたらと開こうとする習性があり、社長の案の短所を突き、改善案を出そうものなら「それは違う」を根拠もなく繰り返します。
何が違うのかは頭が回らないので述べる事はありません。
会議ではなく「社長凄いですね」「さすがです」と言って欲しいだけの催し事なので、何の生産性もない空虚な時間がただただ過ぎて行きます。
ただその後の「誰が1番虚ろな目をしていたか」を決める従業員同士の会話は最高の盛り上がりを見せます。
デスクが汚い
デスクが書類や私物で溢れ返り、もはや仕事ができるような環境ではありません。
その為何か取引先にメールを送る等の有事の際には、仕事をしている従業員を押しのけてまで別のデスクにあるPCを奪います。
提出期限が設けられている書類も当たり前ですが、催促があってからやっと提出します。
紛失している事も多々あり、「オレはここに置いておいたが誰がどこにやった!?」が口癖です。
オメーがそこに置いてるならそこにしかねーだろカス!!
企画力がない
「1人1人が経営者のつもりで、売り上げがどうすれば上がるのか考えといて」
それを考えるのが経営者の仕事じゃないんでしょうか?
我々は経営者でもないし、その待遇も得ていないんですが・・・。
なら貴様も1人の労働者のつもりでキリキリと働いて欲しいものなんですが・・・。
いつか言ってやりたい。
「経営者が代わる事が1番の最善策かと思います。」と。
売り上げを上げたい→○○部門の合理化を図りたい→具体案が欲しいといった、論理的に掘り下げた指示が出せないのも企画力がない社長の特徴です。
ここで前述した『否定的な意見は聞き入れない』とのコンボが最強にムカツきます。
なら聞くなよ!なぁ!?(真顔
エクセル・ワードが使えない
エクセル・ワードが使えない為、取引先に提出する書類や前年度と今年度の推移を自身で作成する事ができません。
その為『最近の若いヤツらは・・・!』と叱っている従業員がその資料を作成している時だけは、かつてないくらいに生暖かくネットリと見守ります。
ただ効率化の為に自動計算シートをなどを作成すると、断固として使用を拒否します。
「こういうのはアナログでやるもんだ!」と電卓を叩きます。
デジタル計算機使いながら何を言ってるんだオメーはよ!
人件費は節約するが、自分は節制しない
人件費を節約する事に命を燃やします。
ただ自分が労働者となって、1人分の人件費を削減するという発想はありません。
ギリギリ足りない人数をキープし続けます。
現場は常に地獄絵図と化します。
なお自身はというと、歩いて2分程度の距離でも車を使います。
そして無駄に良いステーショナリー、無駄に良いPC、無駄に良い社用車と、自分専用の物に関しては惜しむ事はありません。
通風と糖尿病のダブルパンチの社長はまず間違いなくこの要素に当てはまります。
自信過剰
2代目の社長に当てはまりやすいのがこの要素。
何かしらの実績を作り上げた訳でもなく、周りの人間におんぶに抱っこに肩車までさせて貰い続けた結果、努力と謙虚さを忘れてしまい引き起こされた現象です。
業務に関してもできる事よりもできない事の方が圧倒的に多く、そのプライドの高さから教えを請う事もできず、また理解もしていないので合理化も図る事ができません。
経営者としても労働者としても、足手まとい以外の何者でもない負のスパイラルに陥っています。
そして至る所で初代との醜い罵り合いを起こし、社内の風物詩として語り継がれている事でしょう。(主に笑いの意味で
コンプライアンスの欠片もない
コンプライアンスとは遵法精神の事です。
己の経営能力の無さ、向上心の無さ、そして浅はかな知識からブラック企業へと変身を遂げます。
有給は使わせない、残業代は払わない等、従業員への還元どころか従業員からの搾取が生まれます。
売り上げが下がれば下がるほど搾取は酷くなりますが、上がったとしても元に戻る事はありません。
こういうダメ社長が経営者だと何が起こる?
ダメな社長は無能とかそういった次元ではなく、一言で言うと『寄生虫』のようなものです。
宿主、つまり労働者の働く意欲を失わせます。
仕事する気になれないという、モチベーションの低下を招きます。
人がコロコロと代わっていき、労働の質も落ち、自分の負担もドンドン大きくなっていきます。
そして真面目に働けば働くほど、働く意味を見失って行きます。
まとめ
全ての企業が・・・とは勿論言い切れませんが、
- 2代目
- 零細企業
- 有限会社
という条件が揃いに揃っている会社は避けた方が無難と言わざるを得ません。
墓場ですよ、マジで。
今回挙げた特徴が一致してしまったそこの貴方、今すぐ裸足で逃げ出しましょう!
・・・と言いたい所ですが、そんなすぐには無理ですよね。
なのである程度の貯金は絶対にしておきましょう!
そして将来を見据えて、今一度計画を練り直すべきです。
もう一度やりたい事、やるべき事を見つめてみる事をオススメします。