皆さんは美容室派ですか?理容室派ですか?
オレは完全に理容室派なんです。
理容室ってもう本当に至れり尽くせりなんですよね~!!
申し遅れました。こんばんは、氷太です。
理容室ってどんなとこ?
男性が行く所・・・なんて回答はナンセンスですよ!
少人数ながら女性のお客さんもチラホラ見受けられます。
美容と理容の違いは、男女の違いではなく、法律によって業務範囲が示されていて、理容師法によると、理容とは頭髪の刈り込み、カット、シェービングやそれに付随することなどで容姿を整えること。一方、美容は、化粧、結髪、パーマなどにより容姿を美しくすることです
全国理容生活衛生同業組合連合会 出典
消費者としては合体してくれると嬉しいんですが・・・。
同じ髪を切るところではあるんですが、面白い違いがあります。
例えばシャンプーのやり方。
美容室は仰向けでシャンプーされますが、理容室ってうつ伏せでされるんですよ。
勿論シャワーで流されるのも、うつ伏せの状態。
女性の方、知らなかったでしょう?
これ豆知識ですよ、何の役にも立たない系のね。
あと昔ながらの理容室だと必ず置いてある漫画があります。
『ゴルゴ13』ですね。
麻雀漫画ばかり取り揃えている理容室や、ヤンキー漫画ばかりの理容室など、ここらへんは地域性やお客さんの層に左右される部分なのかと思いますが、必ずと言って良い程『ゴルゴ13』は置いてありますね。
ただ大手チェーン店のような所は、漫画自体置かれてない場合が多いです。
あのマンガ読みながら待ってる時間も好きなんですけどねぇ・・・。
美容室にはない、理容室の特徴その①
まずは髭を剃ってくれる事ですね!
熱~いタオルを「バフッバフッ」と広げ、熱いんだけども不快ではない温度に調整し、毛穴を広げるために顔に乗せてくれます。
これ、実は凄い難しいんじゃないかなって思うんですよ。
たまに新人のような若い人が担当すると、皮膚細胞が悲鳴を上げる程の高温のタオルを乗せてきやがります。
「熱くないですか~?^^」じゃねえよ勿論熱ぃよボケェ!!
・・・まあ我慢するんですが。
そして少し時間を置いて毛穴がカパッ!と開いたら、次の作業に入ります。
適度な温度に温まったお肌に優しい薬剤(多分)を、お茶をたてる時に使う茶筅のような道具でヒタヒタと髭の生えている所に塗りたくられます。
あ、ちなみに茶筅ってこんな感じのです。
手持ってる小さい箒みたいなやつね!
この感触がまた・・・。
言葉にできないくらい、ンギモッヂイイ!!。
思わず「・・・アッーーーーー♂!」となります。
いや言葉には出しませんけど、油断してたら出ますね間違いなく。
じっとりと薬剤から温度が伝わってくる感触、そして泡が弾けた時に伝わってくる感触が堪らないんです。
特にボクが気持ち良いと思うのはやっぱり揉み上げ付近ですかね!
いや!うなじ付近も捨てがたいか・・・!?
あ、こういう情報はいらないですかそうですか。
そして髭剃りの作業ですね。
お医者さんが使用するメスのような道具を使うんですが、これはほんといつ体験しても驚きますね。
2・3日髭剃りしなくても大丈夫なんですもん。
根っこから剃られてるって感じなんですよ。
普通に自分で剃るのとは大違いです。
やっぱりプロって凄い!
剃られた毛は、何かコットンみたいなのに集められます。
ここでいつも言いたくても言えないのが
「・・・どれくらいの毛が剃れたのか見せて頂いていいですか?」
見てどうすんだ?って感じなんですけど、ここまで丁寧に産毛まで処理する事は自分では決してないので、どれだけ剃られたのかいつも見たくなるんです。
あと、シェービングのケアとしてクリームを塗ってくれるんですけどね。
結構な確率でプリンの匂いがするは何故なんだぜ・・・?
嫌いじゃない、嫌いじゃないんだけどさ。
その匂いを巻き散らかしながら街中を歩くのがちょっと恥ずかしい。
「何でコイツこんなプリンの匂いすんだよ・・・」みたいに思われてるんじゃないかって考えてしまう。
まあ誰もオレの匂いだとは思ってないし、注目される事もないんですけどね!
美容室にはない、理容室の特徴その②
散髪後、マッサージしてくれるんです。
肩とか首筋とか肩甲骨付近を揉んでくれるんですよね。
あ、ただマッサージは絶対にやってくれる訳じゃないですよ!
余裕がある時とか、好意でやってくれているって感じですかね。
ただこのマッサージ、凄く個性が反映される部分ですよね。
最も職人さんと自分の相性が試される部分なんじゃないかって思います。
凄い気持ちいい適度な力でマッサージしてくれる人から、俺の肩の肉、さすがにちぎれるんじゃねーか?ってくらい完全に理容室の範疇超えた脅威の握力持ってる人まで居ます。
どうすればそんな力を手に入れる事ができるのか・・・筋トレ方法教えて欲しい。
あと手と手を合掌した状態で肩をバンバンと叩いてくれるんですけどもね。
コレ、何かの修行かな?
ってくらい「ズパァンッ!!」と鈍い音を立てながら痛めつけて叩いてくれる方もいますね。
布団叩きで叩かれる布団の気持ちが分かります。
理容室で必ず言われる一言
「お兄さん肩すごく凝ってますね~」と必ず言われるんですよね・・・。
初めて言われた時、自分自身では全然凝っている感覚がなかった為、
「え!?そうなんですかっ!?」
と嬉しそうに言った時に店員さんが「何やコイツ・・・」みたいな目でオレを見た時の事は忘れる事ができない。
今思い返すと
「ちょっとちょっと~!!店員さんの表情の方がオレの肩より強張ってるじゃないですか~!!」
と全然小粋でもない返事を返してやれば良かったものの・・・。
ただあまりにも毎回深刻そうに「凝っている」と言われるので凄く不安になるんですよね。
自覚症状が全然ないんですよね~・・・。
どのお客さんにも言ってるのかな~と思ってたらそんな事ないですしね・・・。
この前理容室行った時には
「相変わらず凄い肩凝りだね・・・。こんなに凝ってて辛くないの?」
と言われたので
「生きている事の辛さに比べたらこんな辛さ何ともないです!」
と答え、笑ってくれると思ったら本気で心配されたのには泣きそうになりました。
そんなに酷いのかな~肩こり。
症状は特にないんだけどなぁ~・・・。
生まれ持っての肩こりさんなのかな?